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2013年4月20日 (土)

黄昏への帰還-番外-

名だたる探偵シャーロック・ホームズがコカイン中毒者だったことは、シャーロキアンなら誰でも知っている。シャーロキアンでナイ私でも知っている。ホームズの相棒のワトスンが医師だったことは理由のナイことではナイ。おそらくホームズは双極性障害を患っていたと思われる。彼のコカイン中毒は、事件のナイ日々の退屈からくる鬱病を因にしているとみてイイ。事件の真っ只中のホームズはどうみたって躁病だからナ。天才とキチガイは紙一重というのはマチガイで、天才はキチガイだというのが嫁の私見だが、まあ、紙一重という関係ではなく表裏くらいのもんだろう。ホームズは天才だから。私にもワトスンのような相棒がいればいいとは思うが、伴侶と相棒はチガウ。それに私の天才の部分はほんの演劇という一部でしか発揮されず、アトはただのろくでなしだからナ。
アルセーヌ・ルパンとホームズが争闘した『ルパン対ホームズ』はルパンの産みの親のルブランによってたしか二作品ほど書かれている。いわゆる『ゴジラ対キングコング』みたいなものだが、さすがにドイルへの配慮もあってルパンが勝利するワケではナイ。とはいえ、私の読んだ限りでは、私はルパンに余裕があったという感想を持っている。それは事件のアトから登場しなければならない探偵のハンディというもので仕方ないことなのだが、ルパンは江戸川乱歩の『黄金仮面』で明智小五郎とも対決している。少年時代に読んだものなので、内容はまったく記憶していないが、なんとなく乱歩はここではルパンに花を持たせつつ、明智の余裕を書いていたようなおぼえがある。
私は明智小五郎より二十面相のほうが子供のときから好きだったし(それで、その偽伝を書いた)、ホームズものはやや幼稚だが、ルパンものはいつもロマンスが登場して大人っぽく、ルパンそのひとは好みだったが、小説はワカリにくかった。
ルパンが愛人と二人で、屋敷にいるところを警官隊に包囲され、逃げ場がどこにもナイのに忽然と姿を消すプロットがあったが、小説のタイトルは覚えていない。ただ、そのトリックがあまりに意表をついていたので、これはアンフェアなのではないかと当初考え、いやこっちのほうがスゴイんじゃナイだろうかといまでは考えをあらためている。ネタバレとやらになるので、そのトリックは書かない。
ともかくルパンは颯爽としていて、スタイリッシュだった。その点、二十面相などは中小企業の親父といったイメージがどうしても脱けきらない。いってみれば二十面相のほうは子供だましなのだ。それに比してルパンはインテリジェンスな、というのかなあ。で、どっちも健康的なのだが、ホームズは先述したように、私からみるとビョーキのひとだ。ワトスンはホームズの双極性障害(というコトバ、疾病は当時なかったけど)をよく理解していたのだと思われる。そういったものに対する向精神薬のナイ時代だから、コカインでもやんなきゃもたなかったんだろう。

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