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2012年12月 5日 (水)

ドンキホーテたちへの感想

師走総選挙ということで、枯れ木も花のにぎわい、我も我もの民主主義。で、感想。
その前にひとこと。マスコミなんかが、有権者は選ぶ側として「責任ある一票を」てなことをぬかしてるが、日本国憲法第十五条「普通選挙と秘密投票の保障」④では「すべての選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問われない」と明記されていることくらいは知っておいたほうがイイ。つまり、「選ぶ側にも責任がある」てな妄言は吐くなということだ。例えば「三年以内に国民の所得を2倍にします」なんて公約があったら、私も一票入れるかも知れない。で、その候補者が当選して、その通りにならなかったら、私の一票に責任はあるか。ナイのに決まっている。
近いところで、「日本未来の党」。公約は「10年以内に原発を無くす・卒原発」の金看板一枚。ここの代表の滋賀県知事嘉田センセが、県知事になってから、滋賀県はどれだけ良くなったか。県民に問うてみるとイイ。「もったいない」というスローガンで、前知事の築いた基盤がどれだけぶっ壊れたか。滋賀県はちっとも良くなってませんぜ。sloganではなく、slow gunやんけ。「10年以内に原発ゼロ」は「日本維新の会」の橋本くんにいわれるまでもなく、全くエビデンスがナイ。根拠のナイことなら民主党のマニフェストと同等だ。
その「維新の会」。これね、村の老人会と青年団が組んで、消防団と一緒に気勢をあげているというふうね。それ以上、それ以下でもナイ。自主憲法の制定、まだ、こんなこというのがいるのだ。それと、個人的趣味と教養の無さを尺度に芸能芸術を批判したつもりになっている、大阪文化踏み潰しの若僧と、追従する「な~んか刺激が欲しいな」つう若年の大衆と。村おこしと国政は、レベルが違う。
アトは、十把一絡げ、投げ売り。
自民党が政権を奪還しようが、民主党が死守しようが、変わりませんよ。
私がこりゃあ、聞き捨てならねえなと思うのは、大衆の一部(あるいは多くに)「強いリーダーシップがとれるひとが欲しい」という声があること。こりゃあ、危険です。私たちはまったく逆に、そういうリーダーシップ(をとれるもの)がいないのだから、私は、私たちは如何にすればいいのか、を考えねばなりません。農業をやるものは、この大根一本がどうしたら損なく安く売れるか、町工場の社長さんは、もとより日本は中小企業基盤の生産国なのだから、大企業に対して下請けとして、如何に毅然として物づくりが出来るかを、医者は、自分を神様だと思ってもイイからひとの命を救うことを考えろ。働かずして銭儲けなどを目指しているものは、「働かざるもの食うべからず」(新約・テサロニケ人への手紙・使徒パウロの書簡3章10節)をココロに刻め。(と、エラソウなこと、いうとく、ワ)
必死に生きようとしているひとが日本にはいる。生きたくても生きていけないひとが、この世界に10億人いる。日本の年間自殺者は、3万人。これは、年間交通事故死者数の8倍だ。だから、なんだ。私もまた、どれだけのひとを知ってか知らずのうちに不幸にしてきてしまったろう。私の仕事なんざ、罪ほろぼしというサービス業です。

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