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2012年10月14日 (日)

中医学

私たちは「東洋医学」というコトバや「漢方医学」というコトバを耳にするが、中医学というのは、中国の歴史的な医学をいう。たとえば、東洋医学であれば、インドやチベットの医学も含まれてしまう。漢方医学は、漢方薬による処方医療とでも認識しておけばイイだろう。
ところで、五年ばかり前から右肩の痛みに悩まされていたのだが、神経科クリニックのドクターのお勧めで、ある鍼灸院を紹介された。当初は、単なる鍼治療かと思っていたのだが、ホームページをみるに、どうもそうではなさそうで、初診には90分ほどの問診を要するとある。いまどき、90分も問診する医者はいない。というか、臨床医学の発展で、原理医学である問診治療をしない医者までいる。つまりデータだけで、患者の病気を診て疾病を決めてしまうという、あの藪医者、医者オタクの医者の類だ。私はストレスを感じると咳き込むので、ともかく一応診てもらっとくかと、とある医者を訪れたことがある。で、まあ、案の定、レントゲンを撮られたのだが、驚いたことに、遮蔽室ではナイ、剥き出しのX線装置の前に立たされて、遠く離れて看護師がこっちをみているのだ。大丈夫かいなと思いつつ、医師の診断によると「レントゲンに異常はナイが肺ガンかも知れないのてCTを撮りに大病院まで行け」という。「異常がナイのにCTスキャンする根拠は」と訊ねると「ガンはレントゲンには映らないことがある」という。もう、論理的にムチャクチャだ。それなら最初からCTにすればそれで済んだのに。CTにも異常はなかったが、クスリをだすという。何のクスリかと訊ねると抗生物質だという。この医者は、完全にオカシイのだ。次ぎに呼吸器科の専門医を受診した。アレルギー検査をするという。で、結果、全てのアレルギーはマイナスで、アレルギーではナイという結果が出た。そこでその医師が私にいうには「これはアレルギーではナイ喘息です」。かくなる喘息というのはでは、何なのかの説明はナイ。つまり本態性高血圧と同じで、原因がワカラナイ喘息だということだ。
さて、そのドクターお勧めの治療院で、確かに90分ばかりの問診があり、それから脈診と触診があって、舌の写真を表裏、撮影された。そのアト、鍼治療に入るのだが、鍼は肩ではなく、足の小指の付け根あたりに一本うたれただけで、5分ばかりそのまま。5分で脱鍼して、10分休憩。それからまた舌の写真。つまり治療前、後の舌の色の変わり方をそれからみせられたのだか、治療前(鍼をうつ前)は舌の表は青味を帯びた灰色で、裏側は、どす黒い紫色だ。ところが、治療後は表も裏もピンク色になっている。中医学の医師はいう「これは気と血の循環が原因ですから根本治療をすれば治ります」。私は魔法のような舌の写真をみつめながら、軽くなった肩の変化にも驚いた。もちろん、一発で治るということはなく週一回の治療が必要らしいし、肩の痛みも、翌日にはもどっていたが、しかし、中医学、畏るべし。いつぞや、私は「科学哲学」たらいうインチキくさい本で、「似非科学としての鍼治療」というのを読んだことがあるが、鍼灸にもさまざまな流派と方法があるのだが、その「科学哲学」者はそれを学んだことも、研鑽したこともナイように思えた。単純にただ、鍼をうつ治療だけを似非科学として批評していただけだ。もしかすると、中医学の理念(人体を自然の一部として観る)に鬱病に対するヒントがあるやも知れない。

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