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2012年7月29日 (日)

ジュードー

柔道がオリンピックの正式種目になってから、いわゆるほんとうの「柔道」は終わった。かの空気投げで有名な小兵三船久蔵十段(身長159㎝、体重55㎏)が「体重で階級を分ける柔道などは柔道とはいわない」とコメントしたのも遠い話になってしまった。指導だの技ありだの、有効だの、なんだか何処でどう判定しているのか、要するに一本勝ち以外は柔道とはいわない。オリンピックはあくまで「ジュードー」というスポーツで、勝負に勝つのではなく、試合に勝たねばならない。
というのも、今し方、友人の家で(うちは受信料払ってナイので)NHKの柔道女子を観ていて、あの中村里見が、北朝鮮のなんたらというのに試合に負けた感想がひとこと述べたかったからだ。途中で、点数が同点になったのが、覆されて、けっきょく、中村の負けになったのだが、なんたらは指導を二つとられて、なんだかワカランうちに負けたなあ、と、やや、アホラシイような気になった。
柔道男子でも、いつの五輪だったかで、判定が覆されて、イチバン重たい階級の日本選手が負けたなあ。
中村里見が負けたのは、北朝鮮のなんたらの試合運びが巧かったからで、運がなかったからではナイと思う。もちろん、力や技などとは何の関係もナイ。中村は、また、次ぎも五輪に行けばいいのだ。やめられません金とるまでは、だ。人生の目標が出来てラッキーじゃないか。
以前にも書いたが、攻めなければ指導をとられるというのが、私にはまったくワカラナイ。柔道は攻める武道ではナイ。柔道に先手ナシ。押さば引け、引かば押せ。ほんとうはオリンピックに最も不向きな武道じゃないのか。それを、日本が金メダルに目が眩んで、種目にしたんだろ。てめえのやったことで、けっきょく、ほんものの柔道をダメにしちゃったなあ。しかし、北朝鮮の選手がかの谷亮子に勝って金メダルを奪取したときの、北朝鮮の選手の柔道は、かなりほんものの柔道だった記憶がある。ほーお、こんなところに誰が教えたのか、ほんものが残ってら、と思ったもんな。谷亮子がピョンピョン跳ねてるのに、相手の北朝鮮の誰だかさんは、スックと立ったままだったもんな。あのときは、気分が良かったけど、今日のは、どうも、いけねえな。
ルールは一つにすべし。どちらかが一本とるまで。

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