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2012年4月12日 (木)

次は何を聴こうかな

今池は偶然にもその日観に行った『東京プレイボーイクラブ』(脚本・監督、奥田庸介・主演、大森南朋)が主に撮影されたらしい赤羽とよく似た繁華街だ。18:20からの上映なので、パンでも買っていくかと、パン屋に入ったら、そのパン屋は煙草も販売していているのだが、70歳前後の爺が入ってきて「シンセー」という。あるわけナイ。店員がありませんというと「エコー」という。時代錯誤だな、この爺と思っていると、お次は「ゴールデンバット」だ。ねえよ、そんなもん、いまどきのタバコ屋に。で、爺は出ていったのだが、私も、パンはやめにして、松屋でカレーを半分ばかり食べた。と、外に出ると、あの爺が、客引きのあんちゃんに特割チケットをもらって、その場所を聞いている。あんちゃんが道を説明している。爺さんはその土地のものではナイらしい。こんなものを観てしまったせいか、肝腎の映画が薄くなってしまった。冒頭のシーンはすこぶるオモシロイ。そこからが、シナリオ学校の優等生が書いたようなシナリオになってしまう。大森南朋のキャラがぶれる。大森南朋はいい演技をしているのだが。ヒロインらしい女性が、同棲相手の住居で読んでいる文庫は、おそらく太宰だなと予想していると、太宰だ。これはいくらなんでもプロトタイプだろう。同棲相手に「おまえに太宰がワカルノ」といわせるのもアカン。同棲相手の男のほうがどうしても太宰を知っているようなキャラにはみえないからだ。ここで、太宰を読んで、それで、というoutputがナイ。二度も読書のシーンは出てくるのに、だ。他にどうもよくワカランなというプロットが出てくる。これはポデテキスト(表面には出さないが、暗黙のうちにあるテキスト)というふうにも理解出来ない。とはいえ、カット割の妙や、ミザンセーヌとしての(あるいはモンタージュとしての)映像の入れ方は非凡だと思う。つまり、映像に語らせるってことネ。若い監督だ。脅威の新人という触れ込みにはほど遠いが。ともかく、この監督には、日活ロマン・ポルノの秀作を観て、オベンキョするのを勧める。
新しいコンポ・ステレオを買った。いままでのものに厭きたからだ。今度のはONKYOで、けったいなイコライザーや重低音装置なんてのもついていない、シンプルなものだが、やはり、老舗、音がまったく違う。
新しいステレオを・・・買ったんだから、誰か、僕のところに遊びにおいで、というワケにはいかない独居のシニアになってしまったなあ。別に遁世しているワケではナイのだけど、なあ。

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