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2012年2月 9日 (木)

近況

12月に風邪をgetして、これが予想以上に長引いて(普通なら四日くらいなのだが、二週間ほどかかった)、1月には鬱病が悪化して、身体的にも症状が現れ、抗鬱剤を倍増して、何とか乗り切ったら、2月また風邪だ。スラムアパートの寒さは堪える。オムロンの耳体温計は、室度がある程度なければエラーが出るのだが、室度が低くて、そうなる。ともかくも小青竜湯と、補中益気湯でしのいでいるが微熱はまだつづいている。ある程度仕事をしては布団に入るという生活だ。こういうときの独り暮らしは、食料の買い出しがキツイ。そのために水や米、インスタントラーメンの類は買い置きしてあるが、どうしても野菜は備蓄出来ないので、買い出しに行く。野菜の高値には驚かされる。外に出るのは、風邪でなくても、それくらいだが、雨の日は、まったく何処にも行けない状態だ。
仕事の関係上、太宰ばかりを読んでいる。何も難しくなく、気取らず、ほんとうのところを、貫くように書かれてある。若い頃はたいていの者は麻疹のように太宰にかぶれるのだが、これを相対化、対象化出来るようにならないと、ほんとのものは書けない。それは宮沢賢治にもまた似たところがある。賢治の手厳しさは「一度芸術は滅びねばならぬ」といわしめたほどだ。(ほんとに滅べばイイ)。太宰治のromanticismと、坂口安吾のsentimentalismが、私の中でほどよくバランスを保っているので、私の場合は、太宰の心情で安吾の文体に表現を託す、というところ。
たしかに、戯曲は売れぬ。私とて、賃仕事になるのは、東京と関西で、名古屋では、そのような仕事はナイ。中日新聞のコラム・エッセーも3月で終了。名古屋での賃仕事は皆無となる。しかし、売れずとも、書いておけ。と、若い劇作家にはいっておこう。ゴッホとて、生前は一枚も絵は売れなかった。自分がゴッホほどの天才かどうかは別にして、書いて書いて、書き貯めておいて損はナイ。私の場合は、アルコール依存のように、書き仕事依存だから、書いていないと不安になるので、売るアテのナイ小説も書いている。書き貯めたものは、財産だと思っていればイイのだ。蓄財だと思っていればイイのだ。
還暦近くなって、命削って、ものを書く。いつ死んでもよろしい。

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