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2012年1月17日 (火)

シス・カンパニー『寿歌』

今頃(といっても、まだ上演半ばなのだが)書くのは、東京(中日)新聞の『エンタ目』が記事になったから、もう、いろいろ書いてもいいだろうということで書くのだが、初日のことは、すでにその『エンタ目』に書いたから、そこに書き落としたことなどだ。昨日、伊丹の想流私塾をやって、いろいろと情報があったのだが、けっこうチケットは手に入るらしい。もちろん、正規の値段というのではナイようだ。いわゆる転売というもので、2万円なんて値段がついているのもあるかと思えば、運良く当日券で入れたてなのもいる。転売のほうは、意外に競走相手が多くて、値段を下げだしたなんてのもある。ご苦労なこって。
初日の舞台が終わって、カーテンコールは、お約束の二度だけ。そう何度も出て来ないところは取り決めどおりなんだろうが、潔くてイイ。上演時間が80分という短い舞台だったので、第二幕があるのではと、席を立たない観客もあったそうだ。80分はイイ。ウディ・アレン監督の最盛期の映画はたいていそれくらいだったからな。
カーテンコールの戸田恵梨香さんの笑顔が印象的で、それが、芝居のすべてを物語っていた。堤さんは、ほんとうにほっとしたようで、「これでよかったんだ」というふうにみえた。橋本じゅんくんは、「よし、よしっ」という、ともかく、成し遂げた充実が眼光にあって、気分イイね、だ。
初日乾杯は、(私からみると)豪華なオードブルが出たが、私はシャンペン一杯で、もう何も胃に入りそうにナイ。戸田さんは、ずいぶんと痩身だから体力は大丈夫かなと、当方心配していたのだが、缶ビール片手に、どんどん食べている。いやあ、図太い。突然、堤さんが「金杯っ」と叫んで走り出した。競馬の重賞レース結果だ。ともかく初日払拭、明日は新しく、というこれも心理戦なのだ。
大阪の小堀くんと、舞台撮影の谷古宇さん、日経新聞のんんとか女史、堤さんにじゅんくん、それから、演出の千葉さんとともに、新国立のすぐ近所の居酒屋に入る。ここでも、堤さんが、話題を提供しては、盛り上げる。よくもまあ、気配りの出来るひとだなと、飲み屋では殆ど無口な私は感服する。けして難しい話はしない。芸能界の裏話だ。『演劇ブック』では、読者に向けて、演劇知を語っていたのとはまるでチガウ。そういうことは、書くとういう分野では、私もちゃんと使い分けているが、かなわねえナ。小堀くんは上機嫌で「千葉、いいぞ今日は飲めっ」と、一声、千葉さんと堤さんが、待ってたとばかりにお湯割のお代わりをする。肴の注文は、小堀くんがするのだが、その店は初めてなのに、まるで常連のごとく、ささっと親父にmissionして、まるで、その店のお勧めのようなものばかりが出てくる。ここが、酒を嗜む者の達人たる所以だ。
私は、11:00過ぎには退席したが、彼らは3:00まで、別の店で飲っていたそうだ。
捕捉:パンフレットに一文を寄せた、演劇批評家の安住女史は、戸田恵梨香さんのことは、まったくこれが最初の出会いだったのだが、「あの女優、なんていうの、どういうひと、スゴイねえ」というてましたわ。なんという世間知らず。

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