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2011年11月12日 (土)

まず一勝

中日Dが日本シリーズで先勝したので、ワインの祝杯だ。ワインは1000円以下で秘かに人気の(といっても、ずいぶん知れ渡って、最近はコンビニでも売っている)フロンティラ カルベネ ソーヴィニヨン。これで、落合Dが日本一になって、監督交替になったら、中日新聞の売り上げ部数は30%は落ちる(だろうなあ)。幾ら落合監督の報酬が高額だからといって、その分、それを活用して売り上げ部数や、多角的に中日Dで商売をするのが、商売人だろう。中日新聞は、そのperspectiveを見誤ったというべきか。
名選手が名監督になるのはあまり例がナイ。私の知る限り、古いところで、巨人の川上、近くはヤクルト時代の野村くらいだ。これに落合を加えると、三者に共通していることは、野球を学んでいる、苦労人だということだ。従って、錢にもシビアだ。野球チームは会社組織ではなく個人営業だし、専従出来る年数が知れている。働き盛りと世間にいわれている40代には、もう仕事が出来なくなる。錢にリアリストであっても当然だ。
川上監督は、選手時代、野球の「勘」について学んだ。『勘の研究』(黒田亮・講談社学術文庫)などは熟読したといわれている。私も読んだが、なかなか演劇にも応用の効く書籍だ。つまんねえ輸入演劇学なんか読むより、こっちのほうが千金の値がある。
野村監督は、いまでも、その語録やエッセーが書店にある。最も有名な「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は随筆集『甲子夜話』の著者として知られる松浦静山のコトバだ。1821年の甲子の日の夜に起草した『甲子夜話』は亡くなるまで毎夜書き足され、278巻に及ぶ。意味を述べると「負け(失敗)を反省すれば必ず原因が見つかる。失敗した場合には必ず原因がある。徹底的に失敗を分析、それを一つの成果とするべきだ」ということになりますかね。(「甲子夜話」については一部ウィキペディアを参考、意味の解釈は当方)

不詳、私も、SLOFTのメンバーには、似たようなことをもう少し簡単に教えている。どういうふうにかは、ここでは、簡単にいえないので、私のブログを参照してもらうしかナイ。つまり、演劇にせよ、私たちは「勝つ」ために営為している。勝負というのは、負けたら死ぬだけだからだ。演劇はゲームではナイ。勝負なのだから。

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