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2011年9月18日 (日)

SLOFT通信・35

SLOFTwork1『夕月』一週目終了。50名限定に申し合わせたように1stage45人ずつ、3stage。ただし、現在のチケット売り上げ情況は、175枚だから、二週目までにどれだけ口コミが効くかというところ。
戦績は二勝1分け。1分けの理由は、今日、急遽、拘泥していた女3のシーンのせりふをみんな変更したための波及。女3は昼飯抜きで稽古。この原稿も、小屋についてから、タカアキに打鍵、プリントしてもらう。というのも、午前中どうしても答えが出せず、仕方なくスラムを出て、坂を降りるところで、アッそうかと気付いたから。演技者にはホンに還れといっておきながら、自身がホンに還らなかったのがマチガイだった。稽古終了後、演出研修のトヤマとタカアキに「良くなったとおもうがどうだろう」と感想を求めると、両者ともに肯定。女3は、未だ自らを知らず。というか、自らの素材の使い方を知らないでいる。34歳だが、遅咲きなんだと思う。必ず咲くと思う。努力はひとのためならず、というところだ。本人が見切りをつけて結婚とかになれば、それはそれで構わない。そういう逸材の損失は過去に幾つも経験していることだから。今回の4人は未熟なれど、みな逸材だ。石炭に終わるか金剛石になるか、同じ炭素でも、今後を期待。
『夕月』は、私が小劇場演劇を始めた当初のように創作してある。競泳水着でのコーラスで始まり、詩的なエピローグに終わる。ほんとうは、何も目新しいことはナイのだ。私は私のやってきたことだけを、伝え続けていけばイイと考えているからだ。擬制罷り通るいまの演劇情況に、一石を投じる程度ではナイ。これは貧者の一灯だ。もとより、貧者の一灯とは、貧しきものが、釈尊の説法の際に、富裕の者が灯した灯油の火の中に混じってただ一つ燃えていたものではナイ。逸話によれば、この説法のとき、野外に在りて突風が吹いたが、ただひとつ消えずに残った灯をいう。
SLOFTを目標5年とか、なんとか3年とかとは云わぬ。残った命はくれてやる。と、頭の半分は考えている。アト半分は、女と温泉に行きたいなと考えている。

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