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2011年9月 8日 (木)

SLOFT通信・29

今日は衣装合わせ。衣装を観るための部分稽古をしてみる。こういうとき以外には部分稽古はまずやらない。部分であたるため演技者たちは、やはりタイミングがぎこちない。それはこういう抜き稽古のためだからと念を押しておく。もちろん、こういう稽古を否定しているワケではナイ。演出家や劇団によっては有効な場合は多々ある。ただ、私の場合は、基本的に通し稽古の流れの中でしか演技者が掴めないだけだ。
女3には泣いてもらった。といって、泣く演技をしてもらっただけなのだが、懸案の場面をもう少し深く印象づけたかったためだ。泣く演技をするには、泣くことを堪える演技をすればイイと指導する。エーンと泣くのではナイ。泣くのを堪えて泣く、とするのだ。これはparadoxの応用だ。ここから女3の転換をdramaticにして、ラストシーンに突入する。takeを三回。女3は、けして上手い役者ではナイが、特権的肉体としての固有性はかけがえのないものだ。つまり、characterの演出をうまくチョイス出来れば、他の役者には出来ないことがやれる。この舞台でもそういうシーンがあるが、懸案の部分はstraight playだ。もう少し私に演出の才があれば、もっと早くに上手く出来たろうが、ただ、私のような演出に門外漢の者は、粘るのと煉瓦を積むようにして少しずつ価値を上げていくしか方法がナイのだ。
衣装は本格的なものを創ってきてくれた。さらにそれを幾つか手直しするという。馬子にも衣装だ。短い期間で、賃仕事でもナイのに、その労力には感謝するしか他ナイ。
稽古終わりになって、殺陣師杉本が、サーベルを作成したものを急遽、届けに駆けつけてくれた。この熱意にも、ただただ感謝するしかない。いずれにも、本番の舞台の成果で応える他はナイ。
faxで、照明の吊りこみ図面も送られてきた。私の観た限りでも極めて緻密な照明プランのようだ。オペレーター少女はガンバって、やってね。
明日は休みだが、土曜日は、冒頭のシーンの照明下見がある。冒頭のシーンは、ハイレグの競泳用水着speedを身につけての歌と振り付けだ。黛ジュンの『夕月』とspeedの水着のmissmatchに乞ご期待だ。

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