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2011年9月15日 (木)

SLOFT通信・31

rehearsal。立ち位置をややずらしたりで、照明の作業あり。演技においては、演出からの指導以外に、演技者は工夫し始めている。合わせ練習で自分たちで工夫したものらしいが、こういうことに、不満や中には怒る演出家がいるが、演技者が互いに演技を工夫しながら演技を創っていくのはアタリマエだ。ひどくなってりゃ注意も入れるが、良くなっているので、そうそう、そういうふうに自分らでやれることはやってネ、と思う。
細かく二点ばかり「こうしたほうがいい」という。こういうとき「こうしたらダメだ」というふうに否定的にいわないことは演出の配慮というものだ。出来れば、何故、そうしたほうがイイのかをいえればもっとイイ。トチリやせりふ抜け、間違いが30カ所ばかりある。「ホンに還りなさい」と指導。この時期、まだ台本を持つのかという演出家もありそうだか、私の場合は、たとえ本番においても、必ずホンを読み直せと指導する。空文句でせふの確認なんかしていてもダメよ。ホンというのは、離せばイイというものではナイ。常にホンを味方にすること。
出番における「上がり」「緊張」についての私なりの緩和方法を述べておいた。要するにrelaxするのではなく「緊張」を「集中」に変容させればイイのだ。つまりバイタルサイン(脈拍、呼吸、体温、血圧)の積極的干渉だ。脈拍を上げる。呼吸に意識的になる。すべて「闘い」の準備へと向けていく。いつ攻撃されてもイイように、いつでも攻撃出来るように。
女2から、「演技途中で、集中力が散漫になり、相手役のせりふが聞けなくなくなったりすることについて」という質問。「相手役のせりふなんか聞かなくてイイ。聞いてるふりしてりゃイイの。自分の演技だけを思え」と答える。「その自分の演技に集中力が落ちてしまったら」と再度質問。「それは演技に問題があるのではなく、外的要因が強いと思われる。頭痛や腹痛、尿意、生理痛でもそうなるし、客席にヤな客がいる場合もある。常に万全の態勢では闘えないもんヨ」「客は意識せよ、かつ気にするな」

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