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2011年8月11日 (木)

SLOFT通信・11

昨日からのつづきで、導線と立ち位置を決めていく。このときは、せりふに対しては何もいわない。一どきに二つのことをやるべきではナイ。出来るだけ、その導線、立ち位置がどういう理に適っているかを述べていく。無闇矢鱈にやってるのではナイからだ。立ち位置は構図を、導線は動きの切れ目がナイように。
同じ立ち位置で、長い芝居がつづくこともある。私の演出にはそれが特に多い。それをこう説明する。私たちが絵画、ムンクやセザンヌやルノワールを観るとき、絵が動くということはナイ。しかし、私たちは、その絵の前に何十分も釘付けになることもある。演劇にそれがあってもいいじゃないか。動かぬときのせりふは、語って聞かせてはならない。語ってみせることを意識するように。せりふを観るの逆ベクトルだ。
私の芝居に同業者の客が少ないのは、たいていは、この動かぬ演技をみせられると、自分の演技を全否定されるのが怖いからだ。
継いで、女2には、軽やかに動くことを演出する。動かない女4に対する差異化を創るためだ。
昨日、一昨日と、冷房を入れたが、お嬢さんたちの「汗をかいて稽古したい」という要望で、本日からは冷房ナシ。私は、日中スラムで、クーラーを入れても30度から下がらぬ仕事場で原稿を書いているので、特に辛くはナイ。しかし、胃には堪えるなあ仕事場は。胃へのダメージは強い。この暑さだもん。外は35度を上回っている。
一応、稽古に出かける前に、シャワーでカラダは洗っていき、帰ってからは、38度のぬるい湯にゆっくり使って自律神経を安定させる。ガス代も水道代もへったくれもねえ。
明日死ぬかも知れないのに、今日の心配をしてどうする。
で、明日は稽古休み。今週で、立ち位置、導線を決めて、一度それに沿って荒通しをしてから、細部への演出が始まる。振り付け、殺陣、お姉様たちとのご一緒稽古、SLOFTは往く。

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