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2011年8月17日 (水)

SLOFT通信・15

杉本さんが来週だということで、昨日は、他をあたる。女2の動き、せりふを点検していく。もちろん、当方のいう通りに動いているかなどということを重視するのではナイ。基本(土台)が出来れば、そこから自らの演技へと移るのは、演技者の生理のようなものだから、己ずとactionが付けられていく。SLOFTは、演技指導に重きを置くので、avecビーズなどではまずやらない細かい指導も入れる。ドリンク休憩のアト、余談を一つ。こういう芝居の稽古をしていると、必ず「お芝居なんて楽しくやれればいいじゃん」という反論めいたコトバを聞くことになる。そりゃあ、guaranteeもナイ芝居だ。仲良し芝居で楽しくやってるぶんには、けっこうだと思う。ただし、当方もその反批判だけは用意してある。先程の反論のいい方を換えれば「人殺しなんて楽しくやれればいいじゃん」と同相なのだ。この辺りを語ると、お嬢さんたちは虚沌とする。芝居というものは、世間が思うよりも恐ろしいものだ。諸刃の剣でもある。最も危険な遊戯だ。それがワカッテくるには、いましばらく年月を要するだろうが、今日死のうと思っている者が、たまたま芝居を観て、こんなものが世の中にあるのか、よし、明日一日くらいは生きてみるか。という芝居を創るのが私の妄想だ。情操教育もコミュニケーション教育もへったくれもあるものか。

演出を勉強に来ているトヤマが、執筆活動に入るというので、帰りは、女3の車で送ってもらう。車だとほんの2~3分なのだが、坂道をえっちらおっちら、痛めた足で疲労困憊に歩くと20分近くかかるんだから、車は便利だなあと思う。「よう、ちょいと寄ってかないか」というと「えっでも」、「まあ、いいじゃないか、シャワーでも浴びていきなよ」、「じゃあ、ちょっとだけ」ちょっとだけで済むワケがナイ。「あっ、ナニをなさるの」、「ナニをってナニに決まって」と、演出家なんかは、女優を食っちゃうんだろうなあ。ブレヒトなんて食い散らかしたみたいだし。まだ二十歳の若い頃、東京の某老舗劇団に行ったときも、「お○んこするつもりで来ればいいから」と、いまは亡き演出家にいわれたもんだ。
ただ、スラムとはいえ、私のsanctuaryには、誰も入れない。帰り道に迷わぬよう、注意して「どうもありがとう」
女2の次に女4にあたる。ともかく話術のクセの矯正と、カラダに如何にtensionを持たせるか。それをやりつつ、女3とのコンビネーションを創っていく。女3には、咽頭発声に鼻音発声をもっと混ぜること、女1は殆ど出番がナイsceneなので、見学。繰り返し繰り返し同じところをあたる。もともと演出の才などナイから、粘るしかしょうがナイ。

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