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2011年7月27日 (水)

SLOFT通信・3

まず、最初にこの数日間気がついた点を、それぞれに伝えてみる。イチバン難しかったのは女4に対して(このこは上手いし、器用なのだが)、「感情」と「心情」はチガウのだということをワカッテもらう説明。こういう説明、私、下手だからなあ。つまりせりふを「感情」で出してはイケナイ。あくまで「心情」で表現する。感情をcontrol(抑制)したところのものが心情だと、いいたいんだけど、なかなかうまく、両者の共通規範のコトバにならない。ヴィトゲンシュタインの言語ゲームは、何事にもこの共通規範(ルール)を求める企てだが、そうは上手くいかねえの。ストラスバーグの「感情の記憶」というのは誤解を招きやすいいい方だ。あれはむしろ「感覚の記憶」にしたほうがイイ。ただし、そういうものに頼らなくても、台本に書いてあるとおりに(読み取って)読めば、それで心情は伝わるようになっている。

ふつう芝居でいうと、1場と2場、女1、2、4で出来る冒頭のシーンを、立ってみる。立ち稽古というワケではなく、私が立ち稽古をする場合、こんなふうになりますよと、予め体験してもらって、それからまた読み合わせにもどすというやり方だ。これだと、読み合わせのとき、演技者は自分が立っている姿が何となく想像出来て読める。
例によって「足ッ」の声が飛ぶ。基本姿勢を崩すと損なのだ。カラダが美しくみえないから。「動きながらせりふをいわない」も、基本だ。両方いっぺんに出来るのには、けっこう鍛練が要るということすら、いまのひとは知らない。従って、「ながら」をやると、演技に落ち着きがなく、おぼつかなくなる。
せりふは、テンションの高いところからゆっくり出せ。それぞれに共通のことだ。そこで一気に観客を引っ張ってこないといけない。
さて、今日は友情出演してくれるお姉様たちがやって来る。

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