GANTZ PERFECT ANSWERというチャンバラごっこ
この映画は、子ども向けの映画だと思えばハラもタタナイということだ。つまりチャンバラ映画なのではなく、チャンバラごっこ映画だということだ。ストーリーは原作マンガがあるので、originalなんだろうが(あたしゃ、原作は読んでません)、映像動画についてや、脚本についてはたいていが、どっかで観たパクリのようにしか思えない。セーラー服の少女に日本刀なんて、韓国映画だったかでもう観たぞ。plotもそうだ。星人とかいう(得体の知れない、というより正体が明かされない・・・ということが、従来のお話しにナイ特異さかも知れないが、それすら、もう古いんじゃねえのか)が「おまえたち(人間)はなぜ戦う」てな倫理的な問いかけをするところなんざ、いやもう使い古されていて、同様に星人に向かって「おまえたちこそなぜ戦う」といってしまえば、それですむことだ。問題は、というか、お話しはそこから進めなければならないんだぜ。星人が前編では異形のもので現れ、後編(今回作品)ではなんで人間の姿をしているのかが、なんの脈絡もなく、そうなってんだけど、もっとも、なんでもアリなんだよ、といわれればそれまでだらしょうがナイ(そこが「ごっこ」だといってんだよ)。黒い小さな球は、前編では何も触れられていないというのもアンフェアだ。クロダ(二宮)に思いを寄せる少女、タエが、何か重要な役どころになるということは、たいていの鑑賞者には、前編で察しがついている。それを、単純に黒い小球を持っている(何で持ってるのか、持たされたのかの説明もナイ)というだけで、終わらせるというのは、脚本家の想像力と創造性の貧困でしかナイ。ともかくは、松ケン・二宮のW主役で、興行収入を稼いだだけ、だな。
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