秒針のmonologue
わたくしは いくつかの世界に生きていますので
ひとからは 狡いとかいわれ また
正直だといわれます
わたくしは いくつかの次元をわたり歩いていますので
ひとからは 頑なだとか また
バランスがいいとかいわれます
わたくしは いくつかの位相に棲んでいますので
ひとからは ワカラナイといわれ また
貶されたり 褒められたりします
わたくしの魂は 分裂せず 融合しますので
あるときは軽く あるときは重いのです
わたくしは いろいろなひとを好きになりますので
いろいろなひとが 去っていくのだと思います
ここまでわたくしが 生きのびたのは
たぶん わたくしのきまぐれではなく
わたくしが かってにそういうふうに
決めてしまっただけなのでしょう
わたくしの時間は アト少しですが
わたくしの 生きたむかしをふりかえると
もうすでに わたくしの歴史はなくなっているものと
考えられます
わたくしは それだけのことを
新しく買ってうでにした時計にむかって
つぶやきました
とくに意味のナイ独りごと でありました
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