ともかくも開店
東京から、名古屋に一泊して、昨日、滋賀の実家にもどる。東京では、トレペやティッシュの買い占めの行列があちこちでみられる。ライフラインは生きているのだが、順次停電が不安を煽っているようだ。と、同時に地震はもう、過去形でかたられ、「すごかったね」などというコトバを耳にする。まだ、始まったばかりだというのにだ。これは、原発の情況をみてもわかることだ。政府は、「最悪の場合」どうなるのかを発表しない。最悪の場合は、外部で核分裂が起こることになる。その構造をいえば、福島原発はプルトニウム燃料だから、このプルトニウム239に中性子がぶつかり、それによって、また数個の中性子と、放射能物質が放出される。数個の中性子は、さらに、それらの物質にぶつかって、連鎖反応が続く。こうして、数多の放射能物質は、放射線を発して、人体に影響を及ぼすことになる。つまり、私たちは、核分裂の真っ只中におかれることになる。核ミサイルの爆発ような事態にはならないが、要するに、被爆することに変りはナイ。・・・おそらく、現地では、さまざまなひとびとが、ほんとうに命懸けの作業をしているに違いない。
さて、仕事がたまっているので、この時間はここまで。ともかく、無事を祈る。
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