無料ブログはココログ
フォト

« お年玉です | トップページ | かくも長き不在 »

2011年1月 1日 (土)

日本の中の

昨年の『紅白歌合戦』は、いつにも増して、NHK色の濃い演出だった。『紅白』はNHKのものであるという、ひどく強い主張がみなぎっており、なるほど、中国にせよ、北朝鮮にせよ、威張ったもん勝ちという風潮は、ここにまで及んでいるのかと平伏した。あれを、中国製作、北朝鮮製作といわれても、たぶん不思議な気はしないはずだ。~ばばあと娘家族と歌よNHKは泣けとばかりに~なんて一句出来ちゃったぞ。と、そこで、ボコンと風穴を開けてくれたのが、復帰ゲストの桑田佳祐さんである。歌の乗り、歌詞の内容、私ゃ泣きました。こやつだけが、ほんとうの歌を歌っている。ほんとうにこの時代に伝えるべき歌を伝えている。天才だなやっぱりこのひとは。一発目のジャブが「これって全国放送なの」。おみごと。最後が「次は石川さゆりさんです」、石川さゆりさんと、北島三郎さんは損したなあ。いくら気張っても、クワタケースケのアトじゃあ、なんにも伝わってきません。まあ、あれ一発でまた出入り禁止だろうけど。桑田さんがなかったら、今年もお先真っ暗だったに違いない。たぶん、ユーチューブに挙げるひとがいるだろうけど、社会主義放送局はすぐ消すだろうから、早めに観たほうがええぞ。・・うん、おれも一所懸命やる。(頑張る、とはいわない。頑張るというのは、頑固を張ることだからだナ。一生懸命というのは、一所懸命が俗変化したコトバだ)で、さっそく、中日(東京)新聞の来月分の記事の2稿を書き、合間をぬって、21世紀フォックスの夏の戯曲(これ、プロットは幾つかありますし、ラストシーンは決まってますです)を書く。しかし、まあ、正月だから、ちょっと飲んでよかな。

« お年玉です | トップページ | かくも長き不在 »

北村想のポピュリズム」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本の中の:

« お年玉です | トップページ | かくも長き不在 »