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2010年11月 7日 (日)

stressな一日

昨日はstressをためるだけためた一日になった。うっかり錯覚して、長久手なら近いからと(つまり、自分が名古屋にいるものと錯覚したのよ)流山児んところの芝居を観に行くなんてメールで返事したもんだから、朝っぱらから名古屋へ。とまれ、鹿目の戯曲だから、なんとかなるかもというのが半分、鹿目の戯曲が流山児にワカルわけナイから、またこないだの『お岩・・・』みたいにワケわかんないヨーになるんじゃねえかなが、半分。後者のほうが強かったのだが、予想どおり、後者になってたな。集団としての演劇の疾走という、phraseはワカランでもナイが、つい先日観た極東退屈道場のproduceに比すると、役者の実力がクモドロなのだ。管野スガを分身させるにしても、やっぱ中心に出来る女優をひとり置いて、牽引させないと、ミュージカルはキツイんじゃナイかな。・・・で、急いで帰って、日本シリーズと女子バレー。中国は勝てない相手じゃナイと思うんだが、「中国」というだけで竦んでしまっているんだなあ。野球は12回までは何とか観ていたが、アトは、パソコンの速報だけ点けっぱなしにして、布団の上で思案の夜。毎晩、風呂から上がって寝るまでの二時間近くは、苦いビール飲みつつ、あれこれ考えているか、感情が不安定になって、ここんとこは石原裕次郎ベストアルバム聞きながら泣いていることが多い。べつに悲しくはナイのだが、そういうふうにしてしかstressを外に出せないんだから仕方がナイ。若大将加山雄三の海は夏だが、裕次郎の海は同じ夏でも荒れていて、冬に近い。加山雄三は渚を走るが、裕次郎は夜霧の港に消えてゆく。私の一世代上は裕次郎で、私は加山雄三の世代なのだが、やはり重なり合って、そのどちらも共存、共鳴している。どちらにも共通するのは、「オレだけにはワカル」。これを私は[太宰治シンドローム]と称している。加山雄三は真昼の蒼空、夜は満天の星。雨すら銀色だ。裕次郎の夜空には運命の星が流れ、季節は秋だから枯れ葉が舞うか、やがて雪が降る。加山雄三は上昇していき、滑降するが、裕次郎は下降していって、地獄まですんなり行ってしまう。どっちも好きなんだけどね。

本日の『夜灯集』(石川美南)

  リノリウムの床踏みしめて永遠に喉の枯れない島へいかうか

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