カタカタ
流山児との二人芝居のタイトル、佐藤信さんからの提案で七文字に変更。あまり漢字が多くてもと思っていたのだが、一応、歌舞伎の真似だから奇数のほうがいいかもネと(『暫~しばらく~』なんて一文字のもあるんですけども)読みやすく『夢謡話浮世根問~うたはゆめ うきよのねどい~』にした。・・・ゆんべは『オダサク わが友』の顔合わせ。キャスティング・オーディション。男優はみな決まったが、深津演出、ヒロインの一枝でお悩み。あたしゃ、フランスパンのほうで、いってみたいが。しかし、なんですな、みなさん、漢字が読めないというのは一様なんですけど、最初は軽く相手の出方を伺っていたのが、次第に白熱、火花が飛んでくるほどにtensionが上がってくるのは、役者の業か意気地か。あたしゃ、その読み合わせだけで、目が潤みました。ホンがいいのかネ(自画自賛)。ともかく、女優陣、熱い。やっぱり東京、名古屋、関西となると、役者は関西だなあ。でも、食えないとかで東京行っちゃって、ほんで、役者と結婚したりして、子供産んでしばらく育児。あちゃー、という残念なケースも多い。ところで、話が織田作だから、関西弁を戯曲には用いている。のだが、そうなんだなあ、大阪も地域流入が多いのか、この関西弁(といっても、いろいろなんですけど)のnuance、intonation、accent、がうまく出来ない役者がけっこういる。まあ、ほんとの大阪土人(あのね、土人というのは「その土地に生まれ住むひと、土着民」と、『広辞苑』にも最初に出てきます。いまではかなり誤解というか、このほんとの意味が死語化してますが)というのは、殆ど表には出てこないそうで、これは江戸っ子も同じ。つまり、東京も関西大阪の現代文化は、地方流入者が創ったものです。従って正確な関西弁(船場とか、河内とか)はもう聞けないし、京都弁は関西弁でも、公家コトバが多いのでかなり違う。森繁さんの『夫婦善哉』くらいは観てほしいと、いっておきましたけど。・・・蓄積疲労で、腸の具合があまり良くない。ちょっと、本日からは、take it easyでおます。
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