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2010年10月31日 (日)

I am a robot

あるひとが、ロボットが演劇をするのを観たらしく、また、平田オリザさんの演技論に動揺?したらしく、私にこういう質問をした。「オリザさんの演技論では、役者はせりふをキチンと喋っていれば、内面(ココロ)はどうでもイイということなんですが、どう思われます」。そこで私はこう答えた。「そんなことはどっちだってイイことですよ。たぶん、オリザさんがいっているのは、役者の[心理]のことでしょう。役の心理というのかな。そんなものはナイほうがイイと私も思っています。そんなもので役を創らないほうがイイとも思っています。しかし、[精神力]というのは否定出来ません。役を演じるのには精神力は必要です。もし、それが要らないという証にロボット演劇が成されているのなら、それはオリザさん特有のテキ屋のペテンで、そんなことは彼がイチバンよく知っていることでしょう」。ココロとカタチについては、いまに始まった論議ではなく、遠く、名人五代目菊五郎と九世団十郎の芸風の違いについて、当時、萌芽の時代だった新劇界も論争したらしい。なんだか知らないけど、雨後の竹の子のようにいろんなワークションプがあって、なんたらメソッドやら、かんたらsystemやら、盛んなようだけど、そういうのも否定はしないが、そんなヒマや銭があったら、『役者論語』を読んでいるほうが、100倍くらいは芸のなんたるかについては学べるってもんです。

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