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2010年9月 5日 (日)

かくて船は行く

異常気象だろうが、天変地異だろうが、人間からみた地球の律動であって、CO2が増えているといったって、地球内にある二酸化炭素の総量は決まっているのだから、温暖化とはいえ、これも地球の熱量は地球が生じたときから増減はナイことなど、熱エネルギーの第一法則でワカッテいることだ。そうジタバタしても始まらない。・・・受信料を支払っているので、久しぶりに公共放送を観た。テレビ囲碁だ。対戦は、武宮センセイと、依田センセイ。武宮センセイの白番で、めずらしくタスキで始まったが、中央重視の碁は変わっていない。依田センセイはたしか、藤原秀行センセイの弟子すじだから厚い碁で、これはオモシロイ組み合わせだ。中央重視の宇宙流は、どうしても空中戦になる。だから、ゆるやかにみえて(武宮センセイ曰く自然流)なのだが、ほんとは激しい碁になる場合が多い。いつだったかの棋聖戦で、棋聖趙治勲に対して、武宮センセイは挑戦者として4勝3敗で敗れたものの、あの作家ムツゴロウさん(このひと、麻雀も囲碁も強い)をして「久しぶりに盤面から血が流れる闘いをみた」といわしめたほどで、中央に打ち込んだ趙の石を殺してしまっての勝利が一局あった。敗れたとはいえ、当時全盛で、グランド・スラムを達成した趙センセイに三勝したのはスゴイ。で、本日は、10目半で負け。ふつう、プロの囲碁は、5目以上の負けがワカルと、途中で投げる。それでも武宮センセイ、今日も面白かった。ふつうはプロはまず打たないだろうってな打ち方をして、要するに、これでいっちょどうだと、楽しんでるんだなあ。明らかに途中までは白優勢だったが、大ヨセから引っくり返されてしまった。故人の相米慎二監督も、武宮流が好きで(かつゴルフ友達で)「秀行先生もスゴイが、やはり、武宮だ。なにしろ、彼は、囲碁の概念を変えたからな」と、いつだったか、呑んだときに熱く語ってたなあ。その相米さんも映画の概念を引っくり返している。私も、演劇(戯曲)の概念を多少は引っくり返したつもりなんだけど、まったく業界は、無視だ。べつにどうでもいいんだけど。だいたいが、ワカンナイんだから。・・・劇団を終えてからこっちは、好きなように書けるので、ほんとにもう引っくり返しの連続で、劇団のときには出来なかった、自分でオモシロク納得のいく戯曲を書いている。申し訳ないが、楽しんでいるワケだ。劇団のときは、集客動員のためにパブリを考えて、特に好きでもナイ宮沢賢治なんてのを、やってたけど、やる以上は学習しなくちゃなんないので、それはやったんだが、そうすると、宮沢賢治というのは、かなり誤解さているということもワカッタ。マルクスは労働者を読み間違ったが、宮沢賢治は農民を読み間違った。もし、宮沢賢治が、農民革命など志向しないで、東京で革命なんざを考えていたとしたら、当局にとっては最も恐ろしい革命家になっていたに違いない。『グスコーブドリの伝記』なんざ、ありゃ、革命の話ですよ。・・・タイトルは何気なくつけた。雷が鳴っている。夕立なら、雨にうたれたいところだ。

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