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2010年9月 1日 (水)

感想『踊る大捜査線・movie・3』

興行的にもふるわず、レビューを読んでもさほどのことはナイ3作目なのだが、観終わったのち、あらためて☆1つから4つあたりのレビューを読んで、レビューを書いた人々が、まったく映画のストーリーやプロットから、motivationまで、理解出来ていないのに、逆に暗澹たる思いにかられた。私は、この手の映画は、このあたりまで出来ていれば(『交渉人・真下正義』はすこぶるだったが)いいのではないかと思う。レビューの中には、主役の青島刑事が、セキュリティの鉄の防壁を木の標識で叩くのを、あんなもので防壁が破れるワケがナイなどと、極めてトンチンカンなことを大真面目に書いているものもあり、また、首謀者である小泉今日子演ずる犯人の仕組んだ事柄が(前半にもちろん展開されるのだが)、ややこしくてよくワカラナカッタ、などというペテンパーなものもあり、これでは、脚本が泣くというものだ。それもこれも、安直な垂れ流しのテレビ2時間ミステリ(もどき)ドラマのせいだろう。もちろん、プロの書き手からみれば、幾つかの注文はある。首謀者の小泉今日子までの引っ張り方の(いいかえれば、そこへ辿り着くまでが)緊張感が弱すぎる。というか、おい、またデジタル・パソコン犯罪かと、嫌気もさす。あれで、キャスティングに小泉今日子を持ってこなければ(movie・1と同じキャラなのだが)、この映画の成立は、かなり緩いものになっていたに違いない。そういう点でいえば、小泉今日子さまさまで、織田裕二とのタイマン・シーンでは、織田裕二のようなhamがどう転んでも勝ち目はナイ。この役者の決めせりふ(いわゆるクサイせりふ)にはまったく説得力がナイのだ。と、演出の点でいえば、小泉今日子を崇める群衆のヌキ方が、エキストラのみなさま然では、ため息が出る。基本的には、このシリーズは、ギャグ警察ものなのだから、シリアスな部分で、出来具合を判断してもしょうがナイ。☆三つでイイのではないか。

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