腹一杯
昨日は『プレデターズ』。極めて単純なstory。要するにみせ方(plot)勝負。実際にシナリオには、どう書かれているのだろうかと、逆に興味がわく。あれで、hero、heroine、の心情(の移り変わり)を納得がいくように描いているのだから、畏れ入る。シナリオの持つ構造(位相・順序・代数-関数-)のお手本のようなシンプルな作品。ただし、やや、満腹に過ぎた。とはいえ、戦闘のプロたちが、自分たちが拉致されてきたところが、地球外惑星であるところをかいま見る瞬間の、なんとまあ、お見事。送られてきた8人のうち、どうしても戦闘(凶悪)とは無関係な医師の存在があきらかになる、ラストシーンは、すでに、冒頭でインプットされているものの、アウトプットなのだが、あ、そういえばと、観ているものに思わせる、ミスディレクションがまた上手い。ああいうのは、同業者である私も、あやうく誤魔化されてしまう。観たひとは思い出すといいが、花か、毒か、メスか、ポイントがうま~くずらされているからだ。
さて、本日は、数少ない仕事の、伊丹の塾。明日から、また東京。で、例によってしばらくは開店休業でございます。
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