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2010年7月28日 (水)

ワカラナイということはわかっている

現在の時空で起こる事象を科学で証明、あるいは解説程度出来るのは、4%だ。また、宇宙を構成している元素は、これも4%に過ぎず、このエネルギーに対して、74%がダークエネルギー、22%がダークマターと称される未知のenergyだ。この未知のenergyの質量による引力への反発によって宇宙は膨張しているわけだが、要するに96%、この宇宙は何で出来ているのかがワカッテいないということは、わかっている。私たちは、宇宙を、日常的な思考傾向から、球体のように考えがちだが、現在のところ、宇宙図を描こうとすると、これが、一粒の水滴のようになる。romanticに考えると、宇宙は、涙のひとしずくなのだ。星占い、星座占いを否定する者のいいぶんは、地球からみえる星座も、それぞれの天体は何光年も離れていて、関係性はナイというものだが、その何光年も離ればなれの天体が、地球からみると、星座になるということが、逆説的にいえば、タイセツなことなのだ。もちろん、私は、占星術というものは信じていないが、占星術を考え出した人間の創造性は信じている。・・・私は、宗教者が山籠もりなどして、悟ったなどという話を聞くたびに、悟るために何故、山籠もり(滝に打たれたりとかネ)などしなければならないのか、まるでワカラナイやからなので、ほんとうに悟るためには、そういう隔絶された場所ではなく、たとえば、職場であったり、町中であったり、実人生の現場がそういうところなのだから、釈尊の真似だけしていればいいってもんじゃねえだろうと、いまなお、そうひねくれて考えているが、というのも、瞑想したり、修行したりして悟ったものなど、そういう環境とは関係のナイ人生の現場においては、けっきょく独りよがりのオスマシ顔にしか過ぎないと判じているからで、たとえ、人間はその人間の個的、共同性によっての領域においてでしか、どんなものに対しても答を得られないとしても、そういうところで、自覚、覚悟したものでなければ、みんなウソである。東京で、元劇団員のある者と、飯を食う機会があったが、彼女は、何かを学問したワケではないが、いってみれば、自分の人生の経験値をヘーゲル弁証法の[反省]と、キェルケゴール、ハイデガー実存主義の[反復]とで構築しており、「生き方」というのがナンであるかという答を、彼女なりに編み出していて、それは道元の思想に近いものであった。この先は、その「生き方」をどう生きるかという、さらなる人生があるのだろうが、元劇団員たちが、それぞれに自立の道に進んでいるということは、一緒に演劇をやって良かったなあと、自身の演劇の方法が、誤謬も多くあるのだろうが、恨み辛みもかっているのだろうが、さほど、間違いではなかったと、ある安堵をおぼえるのだ。

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