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2009年10月 2日 (金)

映画感想『カムイ外伝』

『カムイ外伝・スガルの島』のあらすじ(synopsis)をみせられているような、薄っぺらい脚本の映画だった。『カムイ伝・一部、二部』も『カムイ外伝』もすべて読んでいるが、これって、何のハナシ?って感じだ。プロット(plot)もへったくれもナンニモナイじゃないか。少なくとも、どうひいき目に観ても、崔洋一監督が中日(東京)新聞『エンタ目』で四カ月に渡るべく展開しているこの作品への自信がどこから来るのかワカラナイ。あのな、誰だって映画や演劇を創るのは苦労してんだ。とりあえず、宮藤官九郎(他、崔洋一、佃典彦)の脚本(スジ)は完璧に失敗していると思っていい。唯一、救いになるのは、それでも健気に一所懸命のサヤカ役、大後寿々花の演技(ドウサ)だけだな。崔監督は、今年の『劇王』(二月)で、劇作家相手に偉そうなことを吹いてやがったが、てめえこそ、もちっと勉強してから映画撮ったほうがいいぜ。これは一映画ファンからのイエローカード(レッドにしなかっただけでも、ありがたく思え)である。

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