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2009年8月12日 (水)

複数のカテゴリー

最近、自作の戯曲公演を観るたびに(ほんとは殆ど観ないのだが)、新作でも旧作でも、どうもコトバのゆるみ(もちろん、役者の上手下手や演出はエポケーしておいて、つまり何の関係もナイとして)、せりふの立ち方、鋭さ、深さが鈍っているというふうで、(まあ、囲碁でいうところの緩着かな)、それが気になってしょうがナイので、それを引き締めるために、数冊、短歌(自由律の俳句を含む)の本などを注文した。コトバの鍛練には、短歌、徘徊、詩や翻訳がイチバンいいのだ。今朝も、豊崎由美くんお薦めの石川美南さんの『夜灯集』を捜しに、あっちこっちウェブ検索して、やっとこみつけたので、とりあえず購入。だいたい、これが私のおかしな性癖なのだが、もう、戯曲は書く機会がないだろうし、注文もナイだろうし、書く気もナイのだけれど、こういうことをやっちゃうのである。これは、経済的にも、週に一回ほど通帳記入をして、ああ、まだ残金があるな、余剰があるな、命まだ残余していいな、と安心してるかと思えば、平気で散在して、金の切れ目が命の切れ目だから、早いところ使ってしまわねば、と、もうこんな世間(うきよ)はうんざりだからな、と矛盾したバランス感覚で生きているのと同じである。・・・昨日は朝から新幹線のダイヤが無茶苦茶の中、東京へ楽塾観劇。2時開演で、東京下北沢には1時20分にちゃんと到着しているところが、私の時間的な本質直観というやつで、これはいままで間違ったことはナイ。そこで、ラーチャン食って、1時45分には、劇場に(ちゃんと差し入れ買って)到着しているところがスゴイ。平均年齢56歳の少年少女たちのお芝居。私はあんなにせりふおぼえられないし、決められた動きも出来ないから、せいぜい、デスクワークですわ。終わってから、サービスで、談話会を30分ほどやって、まあ、仕事はしたなと晩飯は抜きで帰名。新幹線はまだ遅れていた。風呂、缶ビール一缶、素麺を食って寝る。

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