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2009年7月31日 (金)

初日通信

『アチャコ』初日でした。牛丼食って、途中から(視力の都合で)1時間ばかり観ました。10分ほどして、ネフローゼで闘病中の小屋主、二村さんも同席(彼はあらためて観るそうです)笑ってましたなあ。ワカンナイんですよ、この戯曲、芝居に描かれたものは、generation gapで覆われ、隠されていますから。エログロなんてのを書くのに別に勇気なんか要らんのです。観客を殆ど放置して、書きたいものだけ書く。これに勇気が要るんですな。しかし、誰も褒めないんで褒めておきますが、座長の土居は「ど」がつくほどの(名前にも、どい、と「ど」がついておりますが)下手な役者でねえ、大根役者じゃナイんです。劇団時代には、私は、こやつに、もう何もせんでいいから、ただ立ってろなんて演出してました。いわば電信柱役者。それが座長だという意地ですかね、まあ、よく立ってます。始まるまで楽屋にいましたが、スタッフの夕食のことで、トラブッてましたね。制作担当は雇われでしょうけど、座長にスタッフの弁当のことまで気を使わせてはいけません。小劇場演劇の制作なんてのは、パシリも仕事なんですから。・・・終わって初日宴会。とはいっても、客席にビニルシート敷いて、差し入れのビールを呑む。二村さん、エビスビールの差し入れとは、張り込みましたね。こちとら夜は呑まなくなったので、サイダー飲んでると、JJCの小関が、寄ってきて、「作中、歌われていた歌は、自殺したアイドルの岡田○○子の書き残した詩じゃないですか」と、そのとおり、あれをアレンジして歌詞にしたんです。それに気づいたのは、小関が初めてですね。訊けば、そのアイドルのご学友だったとか。そういう仕込みはワリとしてあるんですね。客出しのときに、私と同輩くらいの年齢の品の良さそうなご婦人から握手を求められました。みると、中学生くらいの娘さんとご一緒でした。「私は演劇を観ないんですけど、とてもよくワカッタ」と、いいですなあ、こういう観客。娘さんも上品な顔で、いやあ、エロにはまいったでしょうけど。二村さんは、さすがに、ラストシーンのせりふは、何処からの引用だね、とご質問。答えておきました。私は、こういうことを中日のエンタ目には書きたいんですけど、湯川れい子さんが、マイケル・ジャクソンを書く、崔監督が『スタートレック』を書く、それで、『アチャコ』なんてウルトラ・マイナーなもの、書いたって新聞読者には、何のことだかワカラナイでしょうからねえ。観客の方々も、出口調査(観察)では、きつねにつままれた、てな顔が多かったですな。日曜日の夜は、予約が9人だそうです。ゆったり観られますよ。

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