137億年の孤独
いやあ、ほんとにまいってしまった。悪戦苦闘の日々である。何の話かというと、現在執筆中のヤングアダルト小説に行き詰まって、打開するのに、寝ても覚めてもで、筆が進まない。昨日は、それでも、引っ張るだけ引っ張ってやるかと適当に話を長くしたら、パソコンの手順にミスがあったようで、全部、アッという間にどっかいっちゃった。とはいえ、惜しくも何ともナイ。けっきょくはどうでもいい内容だったからだろう。で、今朝の喫茶店で、モーニングのアイスコーヒーを飲みながら、やっとプロットを幾つか思いついた。ああ、これでなんとかなりそう。・・・斎藤美奈子さんが読みたくなって、新刊を購入したが(『文芸誤報』)、いまひとついつものキレがナイのである。溜飲が下がらないのだ。最近は、批評と誹謗中傷との違いがワカラナイ輩も業界に大勢いて、もちろん、私は誹謗中傷でも筆禍でも歓迎するところなのだが、というのも、全共闘時代にそういうモノをやたら読んで育っているから、論者のボクシング(と、いまは亡き女性文学者も仰っていたが)はオモシロイんだけど、そうそう、そういえば、そのボクサーだった平岡清明さんが逝去である。吉元さんより先に逝っちゃったんである。ああ、もう世の中つまんねえ。毎度家人にアホみたいなことでいびられながら、ま、必殺仕事人の渡辺小五郎もこんなふうだからなと、こちとらは役者絵ではなく、Newtonの『新宇宙図』なんか観て、宇宙はひろいなあって、賢治の気持ちも少しはワカルようになってきた。
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