慈雨を待ちながら
夕方あたりに一雨降ってくれれば、何も彼も良くなる、というような幻想にひたって、嘔吐しそうな街ん中を歩いている。2012年12月に世界が終わるとかいうから、ほんとに終わるのならそのときまで生きていたいなと思う。世界の破滅、世のオワリというのをこの目でみたいのである。有終の美である。それにもし、そうなら、老後のことなんか考えなくていいからな。そうでなくても考えてなんかいないんだけど。けっきょく、雨は降らない。2012年も期待外れに終わるんだろうな。脳死はひとの死に決まったそうで、ということは、脳だけ生きていれば、そのひとは生きてるということなのか。バカは半分死んでるということなのかな。私なんかのようなキチガイは、殆ど死んでるんだな。私は臓器提供なんかしませんよ。持って生まれた宿命というものがあるから人生なんじゃないのか。銭のあるヤツなんか、あちこちからいい臓器を集めてアンチ・エイジングなんてやっちゃうのかね。
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