でが
少しずつではあるが、回復の兆しがある。ハイデガーふうにいえば「私である私がある」という感触が戻ってきているというふうで、マルクスふうにいえば「私が私を対象化する」ことが次第に出来るようになってきたという感じだ。私という存在の了解と、私との関係の仕方が、本来の様態に復調してきたという、まあ、利口ぶっていえば、以上のようなことなのだが、如何せん、なぜ、そうなってきたのかは、よくワカラナイ。漠然としていえることは、何かアグレッシブな感情が滞っている意識を摂動したような雰囲気だ。ただこれは一時的な復調かも知れないし、希死感は薄らいでいるが、想定外の死の誘惑がなくなったという程度に過ぎない。寝酒をやめて何日かになるが、昨夜、ビール一缶呑んだだけでも、翌朝の気分が悪く、この際、もう寝酒は呑まないほうがいいと判断している。本日、昼飯はエリンギとピーマンのラーメン、ご飯と壬生菜。夜はタマネギのマリネ、タコ、ポテトサラダ。たぶん素麺。
« 異議申し立て | トップページ | いいんじゃないですか »
「病歴」カテゴリの記事
- 時世録・52 (2024.01.05)
- アト千と一夜の晩飯 第三四夜 孤独死とはなんだ 5 (2022.12.16)
- アト千と一夜の晩飯 第三三夜 孤独死とはなんだ 4(2022.12.11)
- アト千と一夜の晩飯 第三二夜 孤独死とはなんだ 3 (2022.12.10)
- アト千と一夜の晩飯 第三一夜 孤独死とはなんだ 2(2022.12.09)

