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2009年5月20日 (水)

映画情報『真夏のオリオン』

原作はもともとまったくの戦記もので、池上司さんの『電撃深度十九・五』だったのだが、かの駄作映画(と、私は思うんやけどな)の原作者(『終戦のローレライ』『亡国のイージス』観たら、ワカルやんけ)が馳せ参じてプロットを書いたようである。従って劇中の『真夏のオリオン』という楽曲は福井晴敏のアイデアである(どうりでオトメチックやもんな)。で、映画自体は型通りのつまりクリシェな日本の戦争映画で、コロガリ(導入)もよくあるもの。カセ(主役の運命)はこの場合、もっと潜水艦自体に置くべきであった。カタキ(ライバルのことだが、米駆逐艦の館長がこれにあたるのだが、これがまったく大根)サンポウ(主人公の決意、決断のシーン、プロット)においてはこんないい軍人がいるワケがナイというリアリティの不足。従ってヤブレ(主人公の一時的挫折)がナイので、まあ、勝手にやってくれとしか観ようがナイ。オリン(泣かせどころ)はお決まり中のお決まり。だからヤマ(見せ場)に緊張感が全然ナイ。オチ(締めくくり)はいきなりで、ここももちっと緊迫感があって当然だろう。要するにオダイモク(主題、いいたいこと)が、いつもながらのステロタイプなので、この映画を観て、私たちは世界の平和を誓えばいいのか?と問い質したくなる。で、四連敗。

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