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2009年5月14日 (木)

なんといえば

昨日夕刻のことである。事情があって時間をつぶすのに、私鉄とJRが乗り入れている大きな駅のドトールの満員をかきわけて、うまいこと席にありついた。で、隣の席にいたのがジョシコーセーの制服を着たゴリラとイボイノシシである。類は友を呼ぶとはいうが、類人猿が友を呼んだような二人であった。片方は世間知らず、かたほうは身の丈以上に背伸びして、談笑されていたのである。「私、社・・員か、長かどっちが親かワカル。長のほう」「私は将来はイヴ・サンローランに勉強に行きたいと思ってるの」「私、彼氏が浮気したらすぐワカレル」「私はそんなの出来心だと思うから気にしない」まず、彼氏などいないだろうし、これからもよほどのフェチでナイ限り現れる可能性はナイ。おそらく二人とも相手を観て、こいつよりは私のほうがまだマシというところで折り合いをつけて、つるんでいるのだろう。私は生理的嫌悪で、お前らはパンデミックで死ね。と呪詛していたのだった。べつにどうってことない夕刻の混み合う喫茶店での出来事である。かくなる人類も生存を赦されているということで、私はふと神の存在を認めようかと思ったほどだ。アー気持ち悪。

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