花雪風
桜の散る時節になった。今週を逃しては花見はなかろうと、奥さまと二人、缶ビール手に手に、つまみはから揚げ。近所の川辺の桜並木に陣取ったが、暑いんだなあ。そこで急遽、場所を変えて日影の地面に座り込んで桜を眺めていたが、今度は虫が這い上がって来る。いやあ、退散たいさん。ビューッと風が吹くが、この時、どういうワケか花は散らない。で、一寸待って、ザアッと吹き荒れる。妙な雰囲気のある時差だ。父が死んで、メールやら東京で(『アチャコ』を観に行ったので)御愁傷様とくるんだが、足と腰は疲れたが、心労というのはまったくナイ。母親も気楽にしていたが、こっちも気楽でいい。心配のタネが一つ減ったからだろう。今度、『せりふの時代』から短編戯曲の以来があったので、『葬儀委員長もまた死す』(『死刑執行人もまた死す』のパロディ)というタイトルで書くつもり。ひさしぶりの戯曲なので、プロットのアイデアが次から次へと頭に浮かぶ。やっぱり仕事がイチバンであります。
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