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2009年4月 5日 (日)

喪主ラ・5

東京には午後に出立ということににしたので、つづき。・・・映画『おくりびと』のライブが目の当たりに展開されるのだが、だいたいの手順は同じでも、映画のようにはいかない。映画の場合はアングルや効果音などが入るから臨場感が違う。納棺はこの葬儀屋の場合、二人。隣組などは親族に交じって午前中から集合しているので、昼食の弁当を仕出屋から運んでもらう。この仕出屋さんも隣組の料理屋。男連中は粗飯料を地所と他所に分けて袋詰めしている。で、納棺。いざお寺へ。住職のお経が済んで、受付待合の設営から、生花、梻などの配列。これも順番がある。盛り籠が届く。配列。この盛り籠は通夜が終わるとバラされて、翌日の告別式のお供養として、会葬者に配られる。300袋を作るが、果物の類の盛り籠は三つばかり残される。これは、後々の弔問客と、お仕上げ(芝居でいえば打ち上げに該る)の宴席の出席者のお供養土産となる。さて、通夜は夜、7時からなので、弁当が出る。本堂での食事は禁止なので、いちいち自宅でそれぞれ食べる。5時半にお寺で作業開始なのだが、弁当のくるのが遅く、6時過ぎになる。もう弔問客は大勢来ている。お寺は夕照山西光寺というなかなかのネーミングなのだが、瀬田川縁にあって浜風が冷たい。まことに寒い。読経。喪主、遺族は、本堂の外に立って焼香者にお辞儀。これで腰が痛くなる。足も棒になる。で、また挨拶。寒いので簡単にすませる。通夜客が去ると、寝ずの番ということになるが、これは広島と弟が蒲団を本堂へ運んでの泊まり込み。広島はいろいろと「参考のために聞かせてもらいたいんじゃが」と最も口数が多かったので、まあ授業料の代わりですな。ちなみに広島の座右の銘は「口数の多いもんは仕事が出来ん」だそうで、苦笑してしまう。寝ずの番といっても、実際は火の番で、かつては蝋燭がきれないように、だったらしいが、いまは電気なので、線香の火に注意していればいい。この線香も巻きタイプで8時間ほどもつ。翌日の告別式は1時。集合が11時なのだが、やはり、簡単な弁当が出る。通夜と告別式の挨拶は、プロトタイプを葬儀屋が用意しているのだが、それではつまらないので、それを基本に頭の中で作りなおす。さて、一夜明けて、告別式となる。

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