奇しくも
昨日は想流私塾第14期生のオーディションだったんですが、奇しくも尼崎脱線事故から4年目で、電車に乗っていても、アナウンスや窓の外で慰霊祭。アイホールの表の公演でも慰霊祭で、ギター生演奏で鎮魂歌を歌ってましたねえ。それが聞こえてくる会場でオーディションであります。今期は11人。さあ、何人粘るかなあ。今期は20代と30代でかたまってしまいました。遊びたい、遊べる年頃なのにねえ。戯曲なんてのは、たしかに若い時の感性も必要ですが、これは実年齢とはあまり関係ナイんです。池田晶子さんではないけれど、これから塾生はじぶんで「考える」という作業を1年ばかりやることになります。私の塾は、それが厳しいのでございます。義務教育ではナイので、教える→学ぶてな具合にはいきません。私のやることは「私はこう考える」と述べるだけ。極まった特徴としては、質問の類は御法度で、そんなものはじぶんで考えなさいとだけしかいわれません。だいたい、ひとからいわれて納得したものなんてのはすぐ忘れます。ほんとうに身につくのはじぶんでみつけてきたことだけてす。私ん塾はそういうところでおます。それがもう14年めになりますか。ハヤッ。
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