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2009年4月 6日 (月)

東京アチャコ事情

抹香臭いのは一回休みで、東京アゴラ小劇場は小林正和演出の『アチャコ』観劇。いやあ、自分の作品をいうのも何ですがね、オモシロかったですわ。しかしですね、このオモシロさはいまの若いひとにはワカランでしょう。ちょうど元塾生が3人来ていたんですが、「こんな芝居を観るのは初めてです」というてましたな。だいたいにして高橋鐡なんか知らんもんね。しかし小林演出は、まことに的確といいますか、シンプルでアホラシクてナンセンスで、もう芝居なんか観飽きたひとにはお薦めですな。私は腹を抱えて笑ってましたが、如何せん客が少ないのがもう、哀しいというか、哀愁ですね。水曜日はいまんところ予約1名だというとりましたなあ。一人でも観客がいる以上は演らんとアカンのが辛い。かつて、東京にいた元劇団員が、とある劇団での公演でのこと、上演時間になっても客が一人も来ないので、やるかやらんかどうするか、劇団会議になったそうですけど。アゴラ12ステージという無謀な公演も、いろいろなひとに助けられて、ただいま繰り広げられてか、どうか、まあ、やってますんで、よろしゅうに。

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