慰める
『必殺仕事人2009』第六話、いい出来でしたねえ。しかも、もう1クール(六月まで)やることが決定したという。ああ、寿命が伸びた。六月いっぱいまでは死ねないな。哀れな同心の美人妻、初枝、み覚えのある女優だなとラスト・ロールをみていたら、なんだ田中美里ちゃんじゃあ~りませんか。良かったねえ、いい仕事があって。仕事人への依頼の理由がまたいいんだなあ。人情なんて時代劇にしか残ってナイご時世だもんねえ。決めの台詞もまことにオーソドクスでけっこうざんした。中村主水が出番の少ないワリには存在感、ちゃあんとあるんですねえ。おではね、こういうツクリモノを馬鹿にするもんたあ、つきあいたかねえな。こちとらどうせ役に立たない仕事をしてんでえ。せいぜい出来ることは、今日死のうと思ってるひとがおでの芝居を観て、死ぬのは明日にすっかと思ってくれる、その妄想で40年近くやってきたんでえ。慰みものは承知の上よ。芸術どうのも理屈がどうだもアトからつけりゃあいいだけのこと。インテリの玩具じゃねえんだから。ちったあ溜飲下がったことだから、またコツコツ天使の仕事やりましょね、と。
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